誹謗中傷ブロガー広尾晃の痛い発言を検証する

アクセス数稼ぎのためにプロ野球選手を誹謗中傷し、毎度のようにコメント欄で読者から論破されて逆ギレおこす広尾晃さんのウォッチしていきます。

ワールドビジネスサテライト

景気悪化による学生の就職活動がきびしいということは、ニュースで頻繁に言われること。特にワールドビジネスサテライトでは、よく学生向けのセミナーの取材がなされている。登場するのはリクルートとか就職サイトの運営をやってる企業。先日もワールドビジネスサテライトで苦しんでいる学生が取り上げられていたのだけれど、毎度のことながら不快な気分になった。理由は、大して対策にもならない学生向け就職セミナーを好意的に流したり、「不況の今だからこそチャンス」などというコメントがあったから。学生からしたら、というか常識のある人からしたら不況がチャンスなわけがないのだから。
先日の放送でインタビューされていた女子学生は、内定がもらえなかったら専門学校に行きながらバイトすると自信なさげだったが、大学院や専門学校に行くというのは支持できる。私はいいと思う。私の周りでも就職活動に疲れてやめてる人が何人もいて、みんな「フリーターでいいかな」とぼやいている。そういう人には、仕方ないとしか言いようがないだろう。本人は悪くないんだし。
だいたい、正社員というイスの数はどうあがいても変わらない。いくらセミナーでアドバイス受けようが、学生が早くから就職活動を始めようが、イスに座れない人たちは絶対出る。就職活動はイス取りゲームと同じで、不況でイスが減ったら座れない人が増える。イスに座れる数を増やすには、イスそのものを増やすしかない。イスが増えるということは、経済成長しているということ。
それなのに、ワールドビジネスサテライトでは学生が就職に有利な新たな資格を与える講座だの、学生の意識が変化すればどうにかなるかのような放送をしていた。学生がどう意識を変えようとも意味ないない。去年より内定貰ってる学生が減っているのは、学生に責任はない。完全に日銀と政府の不始末の被害を受けているのだ。