誹謗中傷ブロガー広尾晃の痛い発言を検証する

アクセス数稼ぎのためにプロ野球選手を誹謗中傷し、毎度のようにコメント欄で読者から論破されて逆ギレおこす広尾晃さんのウォッチしていきます。

放送大学ってどうなんだろ?「仕事をしながら生涯学習の可能性」について

実は私には大学院で勉強したいという願望があって、今の大学に現在専攻中の科目が学べる大学院が存在していて、なおかつお金の心配さえなければ大学院に実際に進もうと考えたこともあった。理由は現在の大学の講義内容では物足りないから。大学といっても何かを研究するというのは、卒業論文ぐらいしかない。また、学生の就職活動の時期は年々早まってきており、3回生から既に就職ガイダンスに参加を求められる。従来からの大学を経由した一斉就職のシステムに加えて、学生の就職活動の時期の早まりが大学教育に悪影響を与えているわけである。とりあえず大学に入り企業に就職できればいいと考えている学生ならまだしも、一応大学でちゃんと勉強するつもりだった学生には迷惑であろう。以上から学びたりなささを感じていて、ある意味(知的)欲求不満だったわけだ。
教育社会学者の苅谷がいうように、一時期問題となった「世界史未履修」問題が「習得」ではなく、「履修」が問題になっていることに日本の教育が抱えている問題を浮き彫りにしている。「習得」とは「履修」を通して、ある科目の一定の成果をあげることを指す。一時期問題になった「未履修」問題にしても大学生が卒業単位を気にするにしても講義内容をどこまで「習得したか」には無関心であり、履修したかどうかが関心を集める。つまり、日本の大学教育システムでは習得を目的とした学生には都合よくできないないのだ。それゆえ、「習得」を目的とするなら大学院を目指さざるを得ない。
とはいえ、私の大学にある大学院は社会福祉系統しか存在しない。また、お金のことにしても家庭事情から断念せざるを得ない。今はこうして就職活動をしているわけだけれど、家庭を犠牲にせずに自分の願望をかなえる、あるいは目標を追い続けるにはどうしたらいいのか。考えられるのは、夜間の大学院で勉強するという方法と通信制を利用するという方法がある。どちらも仕事と両立することが可能だ。
それにもし、会社で働いていて仕事一辺倒というのは嫌だし、プライベートあるいは仕事以外でも何かを深く追求していたほうがいい。その際、気をつけたいのは仕事とか周りの人を犠牲にしないことかな。会社で正社員として働きながらも大学院におけるカリキュラムをこなしている人は、私の知る限りではいない。いや、もちろんいるんだろうけれど。
で、今考えてるのは放送大学通信制)の社会経営科学プログラムだ。名前からし社会学経営学を中心に学ぶのかと思ってしまうが、放送大学の公式ページの説明には以下のように書いてある。

社会の構造と変容について多様な見地から解明し、さまざまな社会領域のガバナンスに必要とされる高度な知識と技術を備えた人材の養成

まあ、何のこっちゃわからん。というわけで実際の受講している在学生に教えてもらうしかない。だが、サイトの在学生の感想ページには何故か「社会経営プログラム」受講生は載っていない。たぶん、私の想像してるどおりだと思うけど。
なお、エントリーのタイトルにある「生涯学習」だが、最近読んだ『学力と階層』に現在の日本は生涯学習社会・学習資本主義になっていると書いてあり、そこからかっこつけて「生涯学習と通じて常に自分を高める」ってしてみただけ。