投資で資産が倍増するのか

岸田総理は国民が投資をすることで資産を増やす計画を立てている。この投資とは、投資信託のことだ。毎月こつこつ積み立てることで堅実な資産運営が可能だ。しかし、投資は長期で続けることが重要である。国民の多くが投資をするようになったとしても国民の資産はすぐには増えない。これは投資をしている者ならだれでもわかる。

政府は国民に投資を促すため、積み立てニーサという２０年非課税になる制度を作った。２０年というのは非常に理にかなっていて、ほとんどの場合、米国に投資をすることで平均的な利率は５パーセントから７パーセントになるという。ただし、それを下回る可能性も普通にあるし、資産倍増なんてうまくいく保証はない。投資で資産倍増計画なんて馬鹿げた計画である。

結局、岸田総理は財務省の犬なのであまり財政支出をしたくないのだ。だから国民が投資をして自分たちで資産増やしてくださいねっていうところだろう。こんな愚かな経済対策はない。だいたい、投資で資産がしっかり増えるころには、とっくに岸田総理は辞めているだろう。自分の任期中に結果の出ない経済対策をして何の意味があるのか。