誹謗中傷ブロガー広尾晃の痛い発言を検証する

アクセス数稼ぎのためにプロ野球選手を誹謗中傷し、毎度のようにコメント欄で読者から論破されて逆ギレおこす広尾晃さんのウォッチしていきます。

インフレの恐れ?あるわけないじゃん

メールチェックしようとmsnを開いたらこんな記事があった。「デフレ経済における留意点」というタイトルの「日経マネーDIGITAL」の記事だ。かなり酷い内容である。
「昨年秋のリーマン・ショック以降の景気落ち込みが大きかっただけに、そう簡単には国内景気は本格的に回復しない可能性が高く、デフレ傾向が長引く可能性がある。そこで、前回のデフレ局面の経験もふまえて、いくつか留意点を述べてみたい」と、消費者・国民がデフレ下で気をつけるべきことを書いている。ちなみに国内景気が回復しない可能性が高いのは、その通りであるがリーマンショックの影響というよりも日銀の金融政策のせいと言うべきだろう。では、記事のいう留意点とはなんなのか。
酷いのが「5.節約が大事」だろう。消費者全体が節約なんかしだしたらマクロ経済的には、さらに景気が落ち込むだろう。

先延ばしできる消費は、なるべく先延ばしした方が有利になる。そのモノをいま買うより、先にいって買ったほうが安く買えるからである。

デフレとは、人々のデフレ期待すなわち先延ばしした方が有利になるという期待により、さらに深まるわけだが、このライターは余計にデフレ悪化を起こそうとでも言うのだろうか。また記事では「収入が安定している人にとってはデフレよりもインフレのほうが怖いわけで、デフレ下にあっても将来のインフレリスクを考慮した運用も心がけるべきであろう」とあるけれど、インフレになるということは、需要が供給を上回る状態=消費が増えて景気が良くなる状態であり、好景気だということだ。好景気になると、収入は増えるわけだから誰にとっても好ましい。というか、デフレ不況下において収入が安定している人たちなんか少数に決まってる。常識的に考えても大部分の人たちのためにもデフレは脱却すべきである。