3回生の就職活動はじまる

最近、バイト先の後輩の女の子たちがリクルートスーツ姿で登場することも少なくない。何故なら既に彼らは就職活動をはじめたからだ。この時期から動き出すということ自体は、驚きではないし、去年の自分たちもそうであった。しかし、後輩によると明日某企業のエントリーシートを提出しなければならないらしい。この時期、私は大概、セミナーぐらいにしか参加していなかったので、もう選別を開始することに驚き。その女の子たちが言っていたのは、周りは必死で自分たちは呑気なままでいいのかということだった。最近の大学生は早ければいいと思っているのか。愚かな考えである。
今になって振り返れば、あれだけ多くの企業のセミナーに参加したことにあまり意味があるように思えない。もちろんセミナーに参加しないと、選考に参加できない場合が多いが、この時期のセミナーはまだ違うだろう。私の時にもいたけれど、やたらとノートにメモしてる奴がいるという。はっきりいってそんなもん何の役にも立たない。それと後輩にアドバイスしておきたいのだけれど、やたらと就職活動に関する本を買いあさらないで欲しい。面接でチェックされるのはコミュニケーション力。質問に対する受け答えだ。しゃべる内容よりも印象がいいか、好感が持てる話し方かなどが重要だ。だから外見がいい人はそれだけ有利になるわけ。
私は第一印象はそんなに良いわけではないので、苦労した方だと思う。というか見た目の高感度なんて生まれつきに左様されるものだろう。先天的なもので優劣が決まってしまうというのは、悲しいかな。