誹謗中傷ブロガー広尾晃の痛い発言を検証する

アクセス数稼ぎのためにプロ野球選手を誹謗中傷し、毎度のようにコメント欄で読者から論破されて逆ギレおこす広尾晃さんのウォッチしていきます。

『おまえが若者を語るな!』

メガネが壊れてしまった。非常に厄介だ。しかも明日バイトがある。朝一番に修理に出せば間に合うだろうか。今は以前に使用してたメガネがかけているが、若干視力は落ちる。決して悪くはないんだが。さて、久々に読んだ本についてメモしておきたい。

おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)

おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)

前に取り上げた『「ニート」って言うな!』の第三部を書いていた人の最新作。90年代にメディアによく登場したという宮台シンジ(名前だけ知ってる)から香山リカといった有名論客に退場をつきつける本だ。宮台シンジとかが好きかどうかで評価がわかれるだろう。私は彼らに何も敬意を抱いたこともないので普通に楽しく読めた。まあ、若干粗い批判も散見できたが、第五章は確かにその通りだと思う。著者の後藤も言ってるように、世代を強調する議論(あるいは、論じる対象の世代を他と区別する議論)は結局のところ社会構造の視点を見失うことになりかねない。あたかもその世代が問題のある世代とされてしまうと、単なる自己責任論に矮小化されてしまう。
また、後藤のとる実証主義の立場も正しいと思う。だって、若者論ってあまりにも観念的なものが多く、あまりにも実証研究が進んでないんだもの。もうそろそろちゃんとした議論をしましょうよ、と著者は言ってるわけよね。確かに粗い部分も散見されるけれど、こういう人は応援したくなるものである。